フィルムのランニングコストについて
フィルムカメラは安価で手に入れることができる。リサイクルショップで1300円で手に入れたHimatic F(画像上、大きさ比較のために納豆についてくるカラシを。)は、LR44電池を二つ入れ、もう一つに通電するようにアルミホイルを入れたら普通に動作して、写真もなんの問題なく現像された。
もちろん購入する時にある程度の知識は持っておいたほうが安物買いの銭失いになってしまう危険は回避できる(シャッターが切れるか、シャッタースピードが高速から低速、バルブまで適切に動作するか、モルトの具合はどうか)とは思うが、基本的に
「現像してみないとわからない!」
という事を念頭に置いておいたほうが良いかと思われる。(ハードオフでジャンクに置いてあるのは基本そういう理由らしい)
僕も基本ジャンクから掘り出すタイプの人間なので、基本的に購入する時は博打。使い始めた当初は使い方が分からなく、フィルムが適切に巻けずに、現像に出したら真っ暗がネガが返ってきたいう苦い経験をしたことがあります。
本題に。ランニングコストだが、
〇フィルム代 約350~1000円
〇現像(35mmカラーネガ) 約600~700円
〇データ化(CD) 約700円
〇スマホ転送 300円前後
〇プリント代
など、1本のフィルムで撮った写真をデータで見る場合、合計1200~2000円前後料金が発生する。ブローニーやポジフィルムはさらに料金が。。金のかかる趣味だ。
「撮るかどうかを選別した結果、1枚1枚が思い入れのある特別な写真になる」
と地元の写真屋のオジサンが言っていたが、まったくもってその通り。(アラブの石油王ぐらいのお金持ちで、そんな細かい金なんて気にしないぜ!なんて人もいると思うが。)
フィルム代を節約するために、フジ業務用を使ったり、期限切れフィルムを使ったりしている人もいる。業務用ISO100を使った事があるが、まったく遜色無く使える。コストパフォーマンスには最適であるなと。
僕は数を撮る時は、Lomographyの3本パックを使っている。ISO800は近くのヨドバシカメラで1200円ほどで購入できるので、1本辺り400円だ。彩度引く、なかなかいい写りをしてくれる。
以外lomo800の写りである。カメラはpentax SFX。御参考までに。。