フィルムカメラのデート機能(日付)について
筆者は今現在24歳なのだが、写真の右下に日付けが入る「デート機能」というものが好きだ。僕が小さい頃(1990年代)のフィルムカメラ(正確にはコンパクトカメラ)全盛期に、写真に日付を入れることが一大ブームメントを巻き起こしたらしく、結構な割合で写真に日付が入っている。仕組みとしては、裏蓋にデート機能が入っている場合は、フィルムに焼き付ける仕組みになっている。
幼き頃。母親に「この頃は可愛かった。。」とよく言われる。今はどうなんだよ!って毎度思うが。(使用カメラ不明)
このデート機能、好きな人は本当に好きらしく、探し回ったぜ。。という人も少なくない。筆者もその1人で、ミノルタのX-700のデータバックもしくはマルチファンクションバック付きの個体を探し回って、データバック付き前期型の個体をようやく手に入れた。(調子がイマイチだったのでマルチファンクションバック付き後期型も後に入手)
こちらは2099年まで使える使用になっている。まだ現像に出していないし、ネットでの作例でもデート機能がついている写真は見たことがないので現像が待ち遠しい。
これは友達のPENTAX ESPIO928で、なんとデートは2100年(訂正:コメントから2019年までと判明)まで使えるとのこと。フィルム事業は衰退しているが、完全になくならないとは思うので、故障さえなければ、もしかしたら曾孫が使えるかもしれない。
こちらも友達の、ricoh myport330 super。フィルムカメラを始めたいという相談に乗った時に、オススメしたカメラ。こちらも2099年までデート機能は入っている。色は黄色で他のカメラにはない感じがいい。
他にもNikon F3の文字色は赤と、メーカーによって色に違いがある。気になったカメラは、インスタグラムやPHOTOHITOなので調べてみるのもいいかもしれない。
minoltaとpentaxのフィルムカメラを主に持っているが、最初に買ったのはPENTAX SFX。PENTAX初の内蔵ストロボ付き。ジャンク扱いで3000円。デート機能付きだったので、一応電池を入れてみた。
pentax sfx(1987年発売)
こちらミノルタ初のAFカメラ、a-7000に遅れること2年、世界初TTL内蔵フラッシュを用いた一眼レフ。性能はまあまあ。可もなく不可もなく。特に故障もなく使えているがこちら、デートが2019年までとなっている。東京オリンピックを迎えられないじゃないか!!
そうなんです1980年代に発売されたカメラは、「そんな長く使わないでしょ」ってことで日付が2020年を超えられないものが多い。a7000なんて2005年まで(確か)だし。せっかく買ったのに2019年までじゃ残り2年しかないじゃない!確かcontax T2も2019年まで(コニカのハーフカメラ、コニカレコーダーのデートも2019年まで 追記8/21)だとか。
contax t2は、ミッシェルガンエレファントのドラムで現在the birthdayのドラマー、クハラカズユキさんが使っていたカメラ(ファンしかわかんないですよねさーせん)だし、カールツァイスレンズで写りもなかなかいいので、欲しいと思いますがいかんせん高い!!安月給では買えません。。
1990年代後半のコンパクトカメラは比較的2020年問題を超えられるものが多いように感じる。ミノルタのcapiosシリーズは2099年まで日付が入れられるものが多い。キャノンのオートボーイ系列も日付以外に文字を入れられたりするので、それもまた楽しみの一つなのかもしれない。ポイントとしては、夜にフラッシュ撮影下では、やはり見やすくなるし、晴天下では背景の白と同化して消えてしまうので注意が必要ですね。
以下作例(全てpentax sfx)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera/faq/databack.html
↑ricohはデート機能がいつまで使えるかを出しているので、参考までに。
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